オペ室で応援ナースとして働く看護師のブログ

オペ室で応援ナースとして働く看護師のブログです。オペ室応援ナースで働くことをなぜ選択したのか、おすすめなのか、分かりやすく書いています。

オペ室応援ナースとは、短期契約でオペ室専門の看護師として働くシステムです。
即戦力で働くことができ、高収入・高待遇。
応援ナースで働きたい方はナースパワーに登録!
看護師さんの転職なら全国10万人が利用するナースパワー

タグ:オペ

nurse-1111463_640
オペ室応援ナースで働く面白さは、オペ室専門の看護師として働けるので目の前でいろいろな手術を見ることができること、これが一番ですね。

 

同じ看護師であっても、オペ室勤務でなければ手術を目の前で見ることはできません。

 

病棟や外来勤務の看護師仲間と話していても、「オペ室って何するの?」ってよく聞かれます。

 
 

看護師の仕事って、患者と接することと思いがちじゃないですか?

オペ室だと、患者は麻酔で寝ていますし、実際に執刀するのは医師。
では、看護師の仕事は?ってなるようです。

 

それと、オペ室って閉鎖された空間で、誰もが自由に出入りできる場所じゃないんですよね。
オペ室勤務じゃない場合、オペ室に入ったことがない看護師がほとんどだと思います。

 

看護学校での実習も見学だけで、実際に手術に立ち会ったりなんてありませんよね。

 

 

未知なる世界だからか、オペ室勤務は敬遠されがちのようです。

だから、私のように、オペ室から病棟に異動になって、「オペ室で働きたいので辞めます」という人はかなり珍しいかと。
普通は、5年もオペ室勤務をしていれば、病棟に異動したいと思うようです。

 

 

患者とのコミュニケーションを第一に考えて、それが看護師としてのやりがいと感じる人にはあまり理解されないかもしれませんが、オペ室で働いていると、「この患者の病状はどこに問題があるのか?」が具体的に分かり、「どこをどうすれば治るのか?」を実践しているところを見ることができるんですよね。

 

そこを知ることができると、この患者には何が必要か、が分かるので、患者と接する時にも大いに役立つと思うんです。

 
 

私は病棟勤務経験が数ヶ月しかないのですが、オペ室経験があることで、病状を見れば大体どういう手術なのか分かり、術前後のケアの仕方に役立ちました。

 

 

あと、手術は執刀医、助手、麻酔科医、臨床工学技士、看護師のチームワークで行いますので、手術が無事終わった時は達成感があります。
特に8時間越えの大手術の場合は、爽快な疲労感があります。

その後、患者が快復して退院したことを知ったりすると、心底から安心しますし、時には感動します。

 

その辺がオペ室応援ナースの面白さややりがいですね。

 

 student-849825_640

新卒後オペ室看護師として働いていた時点では病棟看護師は未経験だったので、こんなものなのかな、と思っていたのですが、5年経って病棟看護師に異動。

 

 

日頃の患者とのコミュニケーションが重要視される中、私はとても戸惑いを感じました。

 

これこそ本来の看護師の仕事というか、看護師を目指し始めた時も学生で勉強をしていた時も、こういう絵にかいたような看護師の仕事をするんだな、と思っていたんですよね。

 

それが新卒と同時に配属されたのがオペ室。
何も分からないままに5年間オペ室で働いてきて、すでにその働きが看護師としての自分の役割だと思い込んでいたんですよね。

 

 

いきなりの異動に驚きは隠せませんでした。
総合病院なので当然異動はあります。
私が5年間オペ室にいた間も、勤続
10年以上のベテラン看護師が異動してきたこともありました。


それでも私が異動になるとは思っていなかったんですよね。

 

 

実際に病棟看護師になって、術前や術後の患者には、なるべく安心して落ち着いて手術を受けられるようケアするのは比較的得意でやりやすかったのですが、言葉にするのは難しいのですが、何か、私がいる場所じゃないような気がしてしまって。

 


もっとオペ室で働いていたかったんですよね。


 

看護師としての直接的な仕事ではないですが、いろいろな術式を見て、それについて勉強するのが趣味みたいになっていたんです。
時には医師に質問したりして。中には、毎回どういう術式か教えてくれる医師もいました。

 

 

今思えば、そういうのがいけなかったのかな。

多分、中にはそういう風に医師とコミュニケーションを取ることをよく思わない看護師もいるんですよね。
だから異動になったのかな、真相は分かりませんけど。笑

 

 

とにかく、病棟よりオペ室で働きたい、と思って病院の人事担当者にも相談をしてみたのですが、「すぐの異動はない」と言われてしまったんですよね。
病院としてはいろいろな部署を経験して、幅広い技術を身につけてほしいと。
それはもっともなことですね。

 

 

でも我慢できなくて、転職を考えるようになりました。

ネットで調べていく中で知ったのが、今私がやっている、オペ室応援ナースという働き方でした。

 

eye-766166_640
オペ室での看護師経験を書きます。


私は病院附属の看護学校を卒業して、そのままその病院に就職が決まりました。
そして、初めに配属になったのが、オペ室でした。

 
 

1年目は、直接介助、いわゆる器械だしがほとんどでした。
新人は器械だしから始めるのが一般的ですね。
医師が手術に集中して、スムーズに進行できるよう、タイミング良く器械や機材を出して、アシストしていました。

 
 

2年目以降は間接介助外回り中心でした。
手術前に患者とコミュニケーションをとり、手術に対する不安をとりのぞくようケア。

手術中は、麻酔科医の指示を受けながら、点滴等の調整、バイタルチェック。
必要な機器や機材を手術進行を見ながら準備。

術後は、病棟看護師に申し送り等、幅広い業務がありました。

 
 

5年間オペ室看護師として勤める中で、あらゆる手術を経験しましたが、もちろん未だに未経験のものもたくさんあります。

術式は本当に多数あるので、できるだけその都度勉強をして、医師がスムーズに手術に集中できるよう努めますが、なかなか難しいのが現状です。

 
 

それと、新人の教育もしていましたので、手術の経過を見ながら新人の動きも監視しつつ指示も出す、というのは本当に神経を使いました。手術中は何かを間違えれば、大惨事につながってしまいます。
一時も気が抜けないですね。


 

また8時間やそれ以上の長時間に渡る手術もあります。
長時間緊迫した空間の中で、集中して立ち続けていると、終了した後の疲労感が半端なかったです。


このような5年間のオペ室での経験があってこそ、今、私はオペ室応援ナースとして働けています。 

 

↑このページのトップヘ