オペ室勤務につよいこだわりがある人が向いている気がします。
さらに応援ナースとして働くには、即戦力で働けるだけの経歴や危機管理能力、冷静な判断力が必要です。また手術は執刀医、助手、麻酔科医、臨床工学技士、看護師のチークワークで行われますので、まわりの動きを見て自ら判断して正しく動くことが必要ですね。
また、即戦力で働くというのは豊富な手術経験と知識が必要となると思います。
診療科目や術式が異なれば、看護師の働き方も変わります。
器械だし一つとっても異なりますし、手術の進行がある程度予想できなければ、執刀医をスムーズにアシストすることも難しくなります。
そのため、今ある経験や知識に頼るのではなく、常に経験を積み、知識を得る貪欲さがないと、行き詰まりを感じてしまうと思います。
時には、医師が読むような専門書を読んで知識をつけることもありますし、医師から直接術式について教えてもらうこともあります。
医学が進歩して新たな術式が出てくる限り、オペ室勤務の看護師も、常に新しい知識を蓄え続ける前向きさはないとしんどくなると思います。
それをやりがいと感じるか、辛いと感じるかは人それぞれですが、少なくともやりがいと感じられなければオペ室看護師は勤まらないと思います。
それから、応援ナースについてですが、6ヶ月間の短期契約でオペ室看護師の人手が足りない病院に勤務します。
勤務地域や病院へのこだわりが強すぎると思うような求人がないこともありますので、自分の中での優先順位はつけておいた方が良いですね。
あと応援ナースを選ぶ人というのは、どこででもすぐに即戦力で力を発揮できる強さがあります。
経験豊富でも性格的に向かないこともありますので、よく考えて判断した方が良いですね。
逆に、応援ナースとして働き始めることで、新たな自分に出会うこともあります。
オペ室応援ナースは一つの魅力ある働き方ですが、誰でも気軽にできるものではないです。
興味を持ったり気になる人は、まずはナースパワーに登録して、詳細を聞いてみることをおすすめします。
慌てて、今勤務する病院に辞表を出して、それから職探し、なんてことは避けてくださいね。